節分にいわしを飾るのは魔除けのため?いつまで飾ったらいいの?

節分の行事は
豆まき以外にもいろいろあります。

例えば、
門や家の軒下に
いわしを飾るという風習があります。

私も、
これまでに玄関のドアの上に飾っておられる
お宅を何件か見かけたことがあります。

でも結構、季節外れの時にもありますので…
あれって一年中飾るものなのでしょうか?

そこで、こんな疑問が生じてきます。

節分にいわしを飾るのは魔除けのため
なのでしょうか?

そして一度飾ったいわしは、
いつまで飾ったらいいのでしょうか?

そのような点について調べてみましたので
ご紹介させていただきたいと思います。

【スポンサーリンク】

節分にいわしを飾るのは魔除けのため?

とげのあるヒイラギの枝に
焼いたいわしの頭をさして
門や家の軒下につるすのは、
ヒイラギのとげやいわしの臭いで、
邪気が家の中に入らないように
するためなのだとか。

やはり魔除けのためだったんですね!

このヒイラギにいわしをさして飾る文化は
関西地方が発祥の地となっているようで
この習慣は平安時代からあるそうです!

いわしのように臭いの強いものや、
ヒイラギのように尖ったもの
昔から魔除けとして用いられていました。

そしてこのいわしは、
門を守ると書いて「門守(かどもり)」
と呼ばれるもののひとつなのだそうです。

これは、お守りなどを門に飾って、
魔物や災難などを除けるおまじない
をする風習のことを表しています。

鬼さんは
いわしの生臭さや
ヒイラギのとげの痛さが
大の苦手のようなんですね。

いわしを焼くのも、その臭いと煙で
鬼が近寄ってこれないように
するためなんです。

それでも気の強い懲りない鬼が
強行突破しようとすると
今度はヒイラギのとげが鬼の目を刺して、
これ以上、
侵入できないようにするんですね!

この説では鬼はいわしの臭いが嫌い
ということになりますが…

全くの逆説として
鬼はいわしの臭いが好き
という説があるらしいのです。

鬼の好きないわしの臭いで鬼をおびき寄せて
そのに隙にヒイラギの葉のとげで
鬼の目を刺して
鬼が入ってこれないようにします。

なんとも斬新な作戦ですが(笑)
はたして鬼はいわしの臭いが…

好きなのでしょうか?
それとも嫌いなのでしょうか?

真相は鬼のみぞ知る
というところでしょうか。

いずれにしても鬼が家に
入ってこないようにする
鬼よけ=魔除けの意味があるのは確かなようです。

節分は文字通り、
季節の分かれ目の意味があります。

今は立春の前日だけが節分として
行事が行われていますが、
本来は、立春、立夏、立秋、立冬
すべての前日を、
節分といいます。

つまり私たちがいつも節分と呼んでいる日は
冬の最後の日で旧暦の大晦日にあたります。

この新年を迎えるタイミングで
いわしを食べることによって
悪い気を消すことができるのだそうです。

いわしは、いつまで飾ったらいいの?

ヒイラギの枝にさした、いわし
門や玄関先、軒下に飾ります。

飾る時期は
節分の当日に飾り始めるのが
一般的な飾り方のようです。

では、いつまで飾ったらいいのでしょうか?
飾りを外す時期は
地域によって違うようですね。

すぐ翌日には外す、という所もあれば、
2月末まで飾るという地域もあるそうです。

ほかには、1月半ばから節分の日までや、
節分の日から一年間というところも
あるようです。

私が見たのは、
きっと一年間飾るという風習に
従っておられる方だったんでしょうね。

私は、てっきり
「外すのを忘れているのでは?」
と勘違いしていました…

さらには猫が持って行ってしまうまで
放置する、
という地域もあるようです。

ところ変われば風習もさまざまなんですね!

【スポンサーリンク】

節分にいわしを食べる

実は飾るだけではなく
いわしを食べる風習もあるみたいですね。

これは主に西日本で
習慣とされているようです。
このことは私も今回、初めて知りました!

節分にいわしを食べることには
どのような理由があるのでしょうか?

いわしを食べることによって
体の中にいる鬼を追い払うという意味が
込められているのだそうです。

いわしの語源は
「弱し(よわし)」とか
「卑し(いやし)」という言葉にあります。

そしていわしには特有の臭いがあります。

そんな弱くて卑しく、
臭いのあるいわしを食するということには、
「陰の気を消す」
という意味があるようです。

玄関先にいわしを飾って
家の中に邪気が入らないようにするのと
同じように
いわしを食べることによって
体の中の邪気をはらってくれる、
ということなんでしょうね。

外したいわしの処分方法は?

外したいわしは白い紙で包んで
塩でお清めをしてから処分いたしましょう。

ヒイラギの枝にさしたいわし
魔除けに使ったものですから
ゴミ箱へ直行というのは…

効果がなくなってしまいそうですよね。

ほかには、
神社のお焚き上げの時に持っていく、
玄関先に埋める、
灰になるまで焼いて玄関先に盛る、
という方法もあります。

豆まき、太巻き、節分!

ここまで節分にいわしを飾ることについて
お伝えしましたが
ところで節分って
一体いつだったでしょうか?

そう!
二月三日が節分の日ですね。

「鬼は外!福は内!」を唱えるのは、
家では家長、
神社では年男と決まっていました。

豆まきのポイントは、
出ていった鬼が戻ってこないように
玄関から豆をまいて、
すぐに戸を閉めることです。

子どもなら本当に鬼がいると思って
こわくなるでしょうね(笑)

では、なぜ豆をまくのでしょうか?

理由の一つとして、
鬼の目を打つ「魔目(まめ)」や
魔を滅(めっ)する「魔滅(まめ)」
からきているそうです。

そして最近人気なのが、
関西ではおなじみの「恵方巻き」ですね。

その年のよい方角(恵方)に向かって、
太巻きを丸ごと一本無言でかぶりつきます。

恵方巻きは、
健康や商売繁盛を願って行われます。

願いごとを思いながら無言で太巻きを
一本丸かぶりします。
食べ終わる前にしゃべると
福が逃げるといわれています。

私が以前コンビニで働いていた時のこと。
節分の時期に恵方巻きを販売していました。

もちろん太巻き一本、
丸ごとで売られているのですが…

年配の方が、
「大きいと食べられないので
 切っていただけますか?」
とおっしゃるんです。

お客様のニーズに合わせて
恵方巻きを切るサービスを
してさしあげたのですが…

やはりこれは、
「丸ごと一本」に
意味があるんですよねぇ。

切ってしまっては
ただの太巻きになってしまいますよね?

でもお年寄りが無理して食べて
のどに詰まらせてしまっても困るし…

恵方巻きの食べ方。
なかなか難しいです(笑)

感想

これまで我が家では
節分にいわしを飾ることは
していませんでした。

でも時々、玄関先に飾っておられるお宅を
見かけていたのでなんとなく
「節分の時に飾る魔除けなんだろうなぁ」
くらいに思っていました。

ですが今回詳しく調べてみて
いわしの臭いを鬼が好きだとか嫌いだとか
めざしと鬼の目を刺すのを掛けていたり
いろいろと風習には意味や理由があるのだな
と感じました。

私が子供のころ
我が家では落花生をまいて
節分を行っていました。

それが普通だと思って育ち
いわゆる豆→大豆をまくのが一般的なのだと
知るのは、もう少しあとのことです。

落花生をまくのが
私の両親の出身地である
東北地方の風習なのかどうかは
わかりませんが
一度、床や地面に落ちてしまった豆でも
殻をむいて食べるので
衛生的にも安心だったわけですね!

とても合理的な方法だと
子供のころの出来事を思い出し
振り返ってみることができました!

今回のこの記事が
皆様の幼少の頃の思い出をひも解く
きっかけになったり
のちの世代の子供たちに伝える面で、
お役に立てていただけましたら
嬉しく思います。

【スポンサーリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

sixteen − one =