お彼岸のぼた餅はいつ食べるの?おはぎとの違いは?

毎年、
春と秋に訪れるお彼岸

その時季には、
おはぎやぼた餅をお供えしますよね。

おはぎとぼた餅
皆さんは、
この呼び方の違い
どのように使い分けていますか?

おはぎとぼた餅は、
どう違うのでしょうか?

また、お彼岸期間中のいつ
おはぎやぼた餅を食べたら
よいのでしょうか?

今回は、そんな
お彼岸のおはぎとぼた餅について
調べてみました!

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お彼岸のおはぎとぼた餅の違いは?

お彼岸が近づくと、
あちこちで仏花を大切に抱えて歩く
ご年配の人たちの姿を見かけます。

亡くなられた人を大切に思う気持ちが
歩く姿にじんわりと表れているようで、
こちらの胸までおだやかに温められます。

春分(三月二十日ごろ)と
秋分(九月二十三日ごろ)
の前後三日の七日間を「お彼岸」といい、
先祖を供養するためにお墓参りをしたり、
仏壇にお供えものをしたりします。

日本独自の行事で春のお彼岸にはぼた餅
秋のお彼岸にはおはぎをお供えします。

皆さんは、
おはぎとぼた餅の違い
どのようにとらえておられるでしょうか?

実は名前が違うだけなんです。

その季節に咲く花にたとえて、
春は牡丹が咲くから「牡丹餅」、
秋はが咲くから「お萩」と呼ぶ、
という説があります。

ぼた餅とおはぎ。

この二つの違いは、
こしあんがぼた餅で、
粒あんがおはぎ(またはその逆)、
大きいものがぼた餅で、
小さいものをおはぎとするなどの
説もあります。

ちなみに我が家では
父親が呼ぶのが「ぼた餅」で
母親の呼び方が「おはぎ」
というイメージでずっと過ごしてきました。

ここまでで、
春のお彼岸にお供えするものが「ぼた餅」で
秋のお彼岸にお供えするものが「おはぎ」
ということがわかりました。

でも自分のおうちにお仏壇がなく
実家に帰ることやお墓参りに行けない
という方もいらっしゃると思います。

そんな場合はどうしたらよいでしょうか?

自宅の玄関など、
家の中の神聖な気持ちになれる場所に
お香やお線香をたき、
その隣に「ぼた餅」をお供えして
空の上に行かれた大切な人たち
を忘れないよう、
思い出す日にするというのは
いかがでしょうか?

ではなぜお彼岸と呼ぶのでしょうか?

春分と秋分の日は
太陽が真西に沈みます。

仏教ではあの世(彼岸)は
西にあるのでこの時期は
彼岸が(あの世)近くなると
考えられています。

ですから、亡くなった先祖の
人たちの供養をするんですね。

ぼた餅の作り方
材料(12個分)
もち米 1カップ
水   1カップ
粒あん 300g

①もち米をとぎ
水につけて5~6時間おく。

②①に水を加えて炊き
15分蒸らしてから
すりこぎでつぶす。

③熱いうちに
手水をつけながら
たわら型にする。

④あん1個分を
ラップにひろげて
③を1つのせて
包みこむ。

⑤できあがり。

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いつ食べるの?

お彼岸の期間は、
春分の日・秋分の日を中日として
前後の3日、
合計7日間とのことでした。

では「ぼた餅」はいつ食べるのでしょうか?

ひょっとして7日間、
毎日食べることができるのでしょうか?

甘味好きにはたまらない習慣ですね!

でも残念ながら正解は、
お彼岸の中日(だけ)に
食べるものだそうです。

いわゆる
春分の日・秋分の日
あたる日のことですね。

お墓やお仏壇にお供えして
ご先祖様にぼた餅を差し上げ、
ごゆっくり召し上がっていただいたのちに
お下げして私たちがいただく事ができます。

あくまでも、お彼岸期間中に1回のみの
ぼた餅です。
毎日ではございませんので。

いつ食べるかも大切ですが、
一番大切なのは、
亡くなった方々のことを思い出し
その方々の分も毎日を大切に生きていこう
と感じるその心ではないでしょうか?

その時のスケジュールによっては、
必ずしも春分の日・秋分の日に
ぼた餅を用意できないかもしれません。

それでも、
できればお彼岸の期間中
どこか1日、ご先祖様を供養しながら
今私たちが生かされていることに
感謝しながら「ぼた餅」をいただく。

そんなゆったり過ごせる
時間をぜひ持ちたいものですね。

どんな風習もそうですが、
お彼岸に関しても
地域によってお供え物が違うようです。

7日間のお彼岸の
初日を彼岸入りと言います。

そして、お彼岸最後の日が
彼岸明けと言います。

その時に「ぼた餅」とは別に
お彼岸団子と呼ばれるものをお供えする所もあるようです。

彼岸入りにお供えするのを
入り団子と呼びます。

そして彼岸明けにお供えするのが
明け団子です。

入り団子のことを
お迎え団子と呼ぶ地域もあるようです。

このように
ご先祖様をお迎えするために
お団子をお供えします。

そしてお彼岸最終日には
お土産用のお団子をお供えします。

しかも、お彼岸の中日には
ぼた餅もお供えします。

至れり尽くせりですね!
日本人ならではの習慣なのかもしれません。

お団子の形も
いわゆるお月見団子のように
まんまるいものもあれば、
平らな形のものもあるようです。

お彼岸の中日に食するものも
ぼた餅ではなく
お赤飯という地域もあるようです。

ぼた餅も
あんこをつけたものではなく
きな粉バージョンのものもあるそうです。

このような違いってどういうところから
生じてくるものなんでしょうね…

バレンタインのプレゼントに
チョコレートが苦手な彼に
代わりに栄養ドリンクや
洋服をプレゼントするのと
似ている感覚なのでしょうか?

ちょっと違うかな(笑)

お彼岸についてもう少し詳しく

もう少し
お彼岸について調べていきたいと思います。

彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、
煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、
「六波羅密」(ろくはらみつ)の修行をすることで
「悟りの世界」すなわち【彼岸(ひがん)】の境地へ
到達することができるというものです。

太陽が真東から上がって、
真西に沈み昼と夜の長さが同じになる
春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の
計7日間を「彼岸」と呼び、
この期間に仏さまの供養をすることで
極楽浄土へ行くことができると
考えられていました。

お彼岸は毎年2回あります。

春のお彼岸
春分の日(3/20~3/21頃)の祝日を
中日として、
前後3日の合計7日間のことです。

一方、秋のお彼岸
秋分の日(9/22~9/24頃)の祝日を
中日とした、
前後3日間、
合計7日間のことを表しています。

春のお彼岸を例にして考えてみますと、
その年の春分の日が3/20であれば、
3/17~3/23がお彼岸の期間になります。

お彼岸と呼ばれるのは
春分の日・秋分の日だけではなく、
その前後の7日間ということですね。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが
春分の日・秋分の日として
祝日になる日にちは
実は毎年同じではないんです。

この2つの祝日は、
いわゆる昼と夜の時間が同じになる、
と言われています。

2018年 春のお彼岸の日程
彼岸入り:3月18日(日)
お中日:3月21日(水)<春分の日>
彼岸明け:3月24日(土)

2018年 秋のお彼岸の日程
彼岸入り:9月20日(木)
お中日:9月23日(日)<秋分の日>
彼岸明け:9月26日(水)

それぞれ初日を「彼岸の入り」、
終日を「彼岸の明け」と言い、
春分の日・秋分の日を
「お中日」と呼びます。

お彼岸の迎え方・準備
♡お彼岸を迎えるには次のような
準備をします♡
●お仏壇、仏具の掃除
●お墓の掃除
●供花やお供え
果物・菓子などの他、
精進料理をお供えします。
・春は牡丹の花にちなんで牡丹餅と
言います。
・秋は萩の花にちなんでおはぎと言います。

お彼岸でお参りできない、他家に伺う場合
現代では現金を包むことを指す
「お香典」ですが、
本来はお香(お線香)を届けたことに
由来します。

お仏壇やお墓にお参りできない時や、
他家に伺う時はお供えの他にお線香を
届けましょう。

感想

ぼた餅とおはぎの違いについては
どこで聞いたのか覚えていませんが
春がぼた餅、秋がお萩と呼ぶことを
知っていました。

ですが実際に私たちの周りで、
それを知っていて使い分けている方は少ないのではないでしょうか?

私たちが普段何気なく用いている言葉には、
きちんとした理由があるんですね。

改めて日本語の奥深さを
知ることができました。

これからもいろんな言葉の意味や
行事の意味・由来について調べていって
日本の素晴らしさをもっと知りたいと
思います。

そしてそれらの意味をよく理解した上で
その言葉を用いたり習慣を行ったりできる
そんな日本人になりたいと思いました。

皆様の日々の生活に
少しでもお役立ていただけましたら
嬉しく思います。

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1 個のコメント

  • 季節により呼称が違ったとのことですが、とんでもない誤りです。江戸時代には一年中牡丹餅でした。公家衆は「ぼた」という言葉が器量の悪い女性の顔を意味する言葉だったので、それを嫌って「萩の餅」と呼び、女房衆は女詞で「お萩」と呼びました。確実な文献史料によって論証してありますから、まずはブログ「うたことば歳時記 牡丹餅とお萩(流布説の誤り)改訂版」と検索して御覧下さい。いかに出鱈目な説が広まっているかがよくわかることでしょう。

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