秋茄子嫁に食わすなの意味は?秋茄子とは?

秋というと
夏の時期に続いて
茄子のおいしい季節ですね!

「秋茄子嫁に食わすな」
ということわざが有名です。

嫁に食べさせるにはもったいないほど
秋茄子はおいしいもの、
という意味だと思っていたのですが…

本当はどんな意味があるのでしょうか?
今回は秋茄子について調べてみました。

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秋茄子嫁に食わすな

読み
あきなすよめにくわすな

秋茄子は「あきなすび」と
読む場合もあります。

意味
秋茄子は、
特に味がいいので、
そんなにおいしいものを、

憎らしい嫁に食べさせるのは
もったいない、という

姑(しゅうとめ)が嫁に
意地悪をする言葉の例え。

解説
ほかには
上の意味とは
真逆で嫁のことを

思いやる気持ちで言っている言葉
とする説もあります。

秋茄子は、
おいしい反面、
身体を冷やしてしまうため、

大事な嫁に食べさせてはいけない、
という意味もあるようです。

もう一つ
茄子には、
種が少なく、

子宝に恵まれないと
困るので縁起を担いで

食べさせない、という
姑が嫁を案じる意味もあります。

また、
単に秋茄子が
おいしいということの
たとえの場合もあります。

「なす」は東日本の言い方で、
西日本では「秋なすび嫁に食わすな」
と言います。

言葉の意味
茄子
「なすび」とも読む。
「なす」のこと。
夏野菜の一つ。

秋に収穫されるものは
特においしい。


「よめ」と読み、
女性は結婚すると
夫の家に入ることになる。

夫の母を姑(しゅうとめ)と呼び
姑から見ると嫁は、
息子の妻になる。

食わすな
くわせるな。
食べさせるな。


「しゅうとめ」と読み、
結婚した場合の
相手の母親のこと。

歴史
「秋茄子嫁に食わすな」は
本来は秋茄子をねずみに食べさせないように
と歌った長い和歌だったようです。

鎌倉時代の和歌集には、
こうあります。

「秋なすび
早酒(わささ)の粕(かす)に
つきまぜて
よめにはくれじ
棚におくとも」

これが秋茄子嫁に食わすなの
語源ともいわれています。

「わささ」とは「若酒」とも書き
「新酒」のことで、

この場合の
「よめ」というのは、

「嫁が君」を略したもので
「夜目」と書き、

「ねずみ」のことを言った
言葉のようです。

「ねずみ」という言葉は、
忌詞(いみことば)だったようです。

忌詞というのは、
悪いことを含む言葉として
嫌われたため、

できるだけ使わないようにして
代わりの言葉を用いたようです。

特にお正月の三が日は、
「ねずみ」という言葉を使わず、
「嫁が君」と言っていたようです。

この和歌の意味は、
「酒粕に漬けた秋茄子を
おいしくなるまで棚に置いておくのはいいが
ねずみに食べられないように注意しろ」
という意味があるようです。

本来は
「秋茄子ねずみに食わすな」
であるともいわれています。

しかし、
この和歌が語源であったとしても、
「夜目」は隠語であったことや、

新年に忌詞としてねずみを
「嫁が君」といいますが、

お正月の三が日のみ使われるのが一般的で
秋には使われないことから、

この和歌の「よめ」は「ねずみ」を
表した可能性があるだけで、
断定できるものではないようです。

語源・由来
秋茄子嫁に食わすなの語源は

・おいしいのでもったいない
・身体を冷やす
・子種ができなくなる

といった三種類の説があります。

「身体を冷やすから」や
「子種を心配して」というのは、

嫁に対する姑の言い訳から
生まれたのかもしれません。

一般的には
「憎らしい嫁にはもったいない」
という意味で使われます。

嫁をいびる意味と、
大切にする意味と、

反対の受け取り方があるので、
誤解を生まないように注意が必要。

類義語
・秋魳は嫁に食わすな
(あきかますはよめにくわすな)
・秋鯖は嫁に食わすな
(あきさばはよめにくわすな)
・五月蕨は嫁に食わすな
(ごがつわらびはよめにくわすな)

いずれも嫁いびりの句であることから、
封建的な家族制度の中で生まれた
言葉のようです。

英語訳
Don’t feed autumn eggplant to your wife
(because they’re too delicios,
because they’ll give her the chills,
or because their lack of seeds will reduce fertility)

日本好きな海外の方に
これを英語で説明するのは
簡単なことではないですよね。

単純な英訳ですと上記のようになりますが、
直訳っぽくてなかなか
意味が通じないかもしれません。

英語で説明する場合には、
嫁いびり説ではなく、

嫁の身体を冷やす食べ物なので
妊娠中などには食べさせないように
した方がよい、

といった意味で
お伝えするのが良いのではないでしょうか?

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秋茄子とは?

秋茄子とは、
7月から8月の間に剪定を行うことで
秋の末に穫れる茄子のことです。

種子が少なく、
美味です。

秋なすびとも呼びます。

春に植えた茄子は
7月ごろには枝が茂って、

風通しの悪さや虫害によって
実の付き方が悪くなります。

そこで太い枝を1/2~1/3くらいに
切り詰めることによって

9月ごろに収穫されるようになる
茄子が秋茄子です。

茄子は一般的に
夏野菜のイメージがありますが、

寒暖差や日照量などの関係から
旨みがギュッと凝縮される秋茄子
美味なものとして好まれています。

茄子って栄養あるの?
茄子にはこれといって
多く含んでいるビタミンや
ミネラルなどの栄養素は見当たりません。

ですが以下のような
効果が見られます。

強い抗酸化力
紫紺色はナスニンと呼ばれる
ポリフェノールの一種、
アントシアン系の色素です。

強い抗酸化力があり、
がんや生活習慣病のもとになる
活性酸素を抑える力が強くあります。

また、
コレステロールの吸収を
抑える作用もあります。

身体を冷やす
「秋茄子嫁に食わすな」
と言われるように

秋茄子が嫁に食べさせるには
もったいないほど
おいしいという説のほかに

茄子には身体を冷やす効果があるので、
嫁の身体を思えばこそ冷やさないように
食べさせないという説もあります。

茄子の栄養素(100g当たり)
・カルシウム 23mg
・鉄     0.2mg
・カリウム  230mg
・ビタミンB1 0.02mg
・ビタミンC 11mg
・食物繊維  2.2mg

茄子の選び方
へたや切り口が新鮮で
棘が高くとがっている

へたの切り口が新しく、
ガクの部分についている
棘が鋭くとがっているものほど新鮮です。

くびが太くてふっくらしっかりしている

良い茄子の選び方は、
皮の色つやがよく、

くびまで太って、
ふっくらとしたものが
おいしいです。

へたに比べて
実が小さく見える場合は、
まだ未熟です。

傷がなくハリやつやがあり黒光りしている

茄子は水分がたっぷりと
含まれている野菜です。

触るとハリと弾力があり、
ずっしりと重量感のあるものを
選びましょう。

嫁への気遣い?

「秋茄子嫁に食わすな」
には意地悪ではなく、

説の中には
妊娠中の嫁の身体を気遣う意味合い
があるという話もあります。

茄子は水分量が多く身体を冷やす食べ物
であり、

蕨(わらび)は「アノイリナーゼ」
という酵素により

腸内でビタミンB1を分解してしまいます。

美味しいからとたくさん食べては
吹き出物が出てしまう場合もあります。

流産に関係する有毒植物として
扱っている国もあるようです。

確かに旬でおいしいものではありますが、
妊娠している嫁には食べさせないように
するほうがよいといえますね。

このことわざは
嫁の身体をねぎらった
言葉のようです。

単なる嫁いびりの言葉ではなく、

身体を冷やす食べ物であることから、
妊娠前や妊娠中の嫁の身体をいたわる言葉

というのが本来の意味のようですね。

あまり普段の会話で用いられる言葉では
ないかもしれませんが、

もしも、お姑さんの立場の方が
この言葉を身体をねぎらう意味合いで
用いるのであれば、

妊娠中は身体を冷やすから
という意味を伝えた上で、

この言葉を使うなら
誤解が生じないのではないでしょうか?

感想

皆さんは
茄子のどんな食べ方が
お好きですか?

ある人は
「茄子の煮びたし」
と答えられるかもしれませんね。

私は…
シンプルに

縦半分に切って
格子の切り目を入れ

油で焼いて生姜醤油
でいただくのが大好きです。

今回は、そんな
秋茄子について
調べてみました。

皆様の日々の生活にも
お役立ていただけましたら
嬉しく思います。

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