コミュニケーション障害の特徴とは?子供に見られる症状と職場での注意点

最近
「コミュ障」

という言葉を
よく聞くように
なりましたね。

いわゆる
コミュニケーション障害を
省略した表現の仕方だと思うのですが、

私も含め
多くの人が
認識していることと

実際の疾患の特徴には
少し異なった点があるようです。

今回は、
この「コミュニケーション障害」
について調べてみました。

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コミュニケーション障害とは?

コミュニケーション障害とは
ことばを扱うことに関して
障害が発生する疾患です。

医学上のコミュニケーション障害と、
俗語の「コミュ障」の違い

近年コミュニケーション障害は
”コミュ障”として
一般的に知られるようになりましたね。

”コミュ障”という言葉は、
2チャンネルなどのBBS(掲示板)や

SNS(ソーシャルネットワーク)で
作られたネット用語です。

”コミュ障”の特徴としては、
重度の人見知りで
人とまともに話すことができない、

緊張して異性と話すことができない、
同じことばを何度も連呼する、
どもってしまう、

他人に興味がなく
自分の意見を押し付ける、

などの傾向にある人のことを
指すことが多いようです。

ですが、
医学的な観点から見た場合の
コミュニケーション障害は、

この”コミュ障”とは
少しニュアンスが
違うようです。

医学的な観点からすると
コミュニケーション障害とは
ことばを扱うことに対して障害が発生する

複数の疾患が一つにまとめられた、
コミュニケーション症群・コミュニケーション障害群
という総称として認識されているようです。

コミュニケーション症群・
コミュニケーション障害群とは?

コミュニケーション症群・
コミュニケーション障害群とは

ことばを扱って他者とコミュニケーションをとることに
困難を覚える症患群のことを言います。

具体的な症状としては、

・ことばを相手に伝わるように
発声することが困難

・スラスラと止まらずに話すことが困難

・他の人と円滑に会話することが困難

・相手の話していることをうまく
くみ取ることが困難

・正しい言葉の使い方をすることが困難

といったものが挙げられます。

人は認知や発声など
多くの機能・能力を使って

他の人とコミュニケーション
図ります。

そのため
コミュニケーションに
何らかの障害が生じている場合は、

特定される一つの原因が作用している
というわけではないようです。

発症する症状も
疾患によって様々なようです。

そのため症状に合わせた
5つの疾患が定められて、

コミュニケーション症群・
コミュニケーション障害群
としてまとめられています。

5つの疾患とは
言語症、
語音症、

小児期発症流暢症(吃音)、
社会的(語用論的)コミュニケーション症、
特定不能のコミュニケーション症群です。

これらの疾患は主に
幼児期、小児期、青年期に
発症する傾向があり、

成人になったのちに
いきなり発症することは
あまり認められていないようです。

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コミュニケーション障害の子供の症状

最近、
コミュニケーション障害
子供が急増しているようです。

発達障害における
コミュニケーション障害の
子供の症状は、

見分けるのが難しく、
その兆候をつかむことが
大切なポイントになってきます。

・人との会話やコミュニケーションが
苦手で、
幼稚園でも常に一人で遊んでいる。

・相手の話が聞けない、
一方的に話すことが多い。

・急な予定変更などに
対応できない。

・予想外の出来事があると
パニックになる。

・大きな音が苦手で、
耳をふさぐことが多い。

・学習能力に偏りがある
(掛け算はできるのに
足し算ができないなど)

・興奮するとなかなか治まらない。

・いきなり感情を爆発させる。

このような症状が見られたら、
発達障害によるコミュニケーション障害
である可能性が高いといえます。

専門病院などで
診察してもらいましょう。

子供がコミュニケーション障害になる
原因は親にありますか?

子供がコミュニケーション障害になる
原因は、
幼少期の親の接し方にあります。

「親の行動」が引き金となって、
対人恐怖症に育つことがあるため、
子供と接する時には、

以下のような言動を
してしまわないように
気をつけましょう。

子供の話を無視する

子供のコミュニケーションは
親と会話することで、
成長していきます。

幼稚園や学校から帰ってきたときに、
子供が「今日ね、~~」
と話しかけてきたら、

手を置いて子供の話に耳を傾けて
あげましょう。

そこで「忙しいから、後にして」などと
子供の話を遮断してしまうと、

子供は話しかけることに抵抗感
をいだいてしまいます。

子供の話を全否定する

子供の話を全否定することが原因で
コミュニケーション障害になることが
あります。

人の悪口や間違ったことを言ったとしても、
全面的に怒鳴りつけないようにしましょう。

怒鳴ってしまうと子供は
「変なことを言ったら怒られる」

と考え「何も言わなくなる」
ようになってしまいます。

話すことに恐怖感を覚えて、
自己主張をやめてしまいます。

子供の話を否定するのではなく、
なぜ、いけないことなのか
という理由をしっかり伝えた上で

正しい方向にマインドコントロール
をしてあげることができます。

親がコミュニケーションをおろそかにする

子供は親の姿を見て
コミュニケーションを
学びます。

親が夫婦や友達との
コミュニケーションを
おろそかにしていると、

子供は、
それを見て
真似しようとします。

それですから、
まずは
親が正しいコミュニケーションをとって

子供に、あるべき姿を見せる
ことが大切です。

コミュニケーション障害の子供に
育ってしまわないように、

親は正しい接し方を意識して
子供を育てましょう。

職場でのコミュニケーション

最近では
職場でのコミュニケーション
うまくいかないことをきっかけに

発達障害外来を
受診する人が
増えてきていると言います。

職場の空気が
うまく理解できない

という悩みを持つ人も
多いようです。

発達障害の特性を持つ人は、
自覚がないまま

知らず知らずのうちに
相手を怒らせてしまいます。

こうして職場
コミュニケーションがうまくいかずに

孤立してしまった人が、
うつ病を発症してしまうようです。

不況で職場に余裕がなくなる中、
これまでなら
「ちょっと個性的な人」で済んでいた

そういう人たちが受診するケースが
増えているのだとか。

発達障害を抱える人はなぜ、
コミュニケーション
うまく取れないのでしょうか?

ある実験があります。

それは
笑顔で否定的なことばを
言われた場合、

人の脳がどう反応するか
を調べるというものです。

一般的な人々はことばだけでなく、
表情でも相手の気持ちや意図を
判断します。

この言葉が、
どんなにひどくても

表情から本心ではないことを
理解します。

その場合は、
内側前頭前野

と呼ばれる部分が
活性化するそうです。

一方で、
広汎性発達障害を
抱える人々は、

内側前頭前野は
それほど反応しません。

表情から相手の意図を
解釈する力が弱いからだと
見られています。

忙しさの中で
求められることが

臨機応変さや
多様性だったりすると
やりにくく感じてしまいます。

そうなると社会生活上、
あるいは集団生活上、
困難が生じてしまうというわけです。

そのような問題を抱えている人の
性質を理解した上で周りの人々も

職場を作り上げていかなければ
ならないようです。

ある調査では10%以上の人が、
広汎性発達障害の
傾向があるという結果が出ています。

今後、
職場にますますゆとりがなくなるにつれ、
うつ病などになる可能性があるそうです。

社会が心の健康に無関心で
あり続けるならば、

不安だとか、うつ病の症状を持つ人たちは
今後、増えていくと思います。

ケガなどと違って
目に見えない病気ですので、
難しいのかもしれませんが・・・

もっと周りの人たちの
理解や協力が必要なのだと感じました。

感想

今回は、
コミュニケーション障害
について調べてみました。

いわゆる「コミュ障」と
呼ばれているものとは

ずいぶんニュアンスが
違っていました。

特に子供たちに対する接し方に
注意が必要な点が
とても勉強になりました。

私は普段、
子供たちに
ピアノを教えているのですが

レッスン中に生徒が自分の話を
聞かせてくれようとする時に
さえぎってしまうことがあります。

子供に接する一教育者として
子供の話をよく聞いてあげる

そんな先生になりたいなと
反省いたしました。

お話ばかりでレッスンが
進まなくなってしまうのも
困るんですが・・・

バランスよくやっていきたいと思います(^^♪

皆様の日々の生活にも
少しでもお役立ていただけましたら
嬉しく思います。

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